「チェンジどうだった?」という質問に、ケンゴウくん(大4)がこう答えました。途中、就職の選考のため、プログラムを抜けながらの参加でした。それでも、神さまの働き、その大きな愛を感じる時だったそうです。
初めての伝道。場所は大阪城公園。天守閣の真下で、高校2年の男子生徒に、声を掛けました。
午前中クラスでならった伝道方法、‘四つの法則’を読む声も、震えます。「うん、うん、うん」。拙い説明にも、その高校生はうなずきながら、真剣に耳を傾けてくれました。彼はイエスさまを受け入れる祈りをしました。確かに、神さまは働いていると感じ、励まされました。
3日目。朝のメッセージは「失敗から学ぶ」でした。聖書箇所は、創世記16章でした。人は失敗をします。しかし神さまは決して、アブラムを見放さず、失敗の中から信仰を学ばせ、従うことを教えました。
その日の午後、ケンゴウくんは役員面接に来ていました。面接で予想外の質問が飛び出し、答えはしどろもどろ。「失敗した!」 面接の後、1人マクドナルドで意気消沈していました。その時、朝のメッセージが思い出されました。
きっと神さまは、この失敗からも、何かを学ばせようとしている。こう信じることができました。これからも就職活動が続きます。苦しいこと、失敗もあるでしょう。しかし、失敗を恐れなくていいのです。
ただすべてを委ねて歩んでいきたい。そして、この神さまの愛を、周りの人々に伝えていきたい。今回のチェンジでケンゴウくんはこう決心したそうです。